ピアニスト・小曽根真、60歳記念新ALから先行曲を解禁

(c)Kazuyoshi Shimomura (AGENCE HIRATA)

ピアニストの小曽根真が、来月25日に還暦を迎えるにあたり、完全ソロ・ピアノ作品としては13年ぶりとなる新アルバム『OZONE 60』を3月3日にリリースする。同作から「ガッタ・ビー・ハッピー」の先行配信がスタートした。

アルバム『OZONE 60』は2枚組。Disc 1は「CLASSICS + IMPROMPTU」と題され、モーツァルト、ラヴェル、プロコフィエフ等のクラシックの名曲に加え、スタインウェイD型とヤマハCFXという異なる2台のピアノをオーヴァーダブした完全即興演奏を収録している。そして、Disc 2は「SONGS」と題されたジャズ・サイドで、小曽根書き下ろしの新曲をメインに、今回アルバム初収録となる8曲で構成。まさに、ジャズとクラシックの両分野を股にかけた活動をしてきた小曽根真ならではの作品となっている。

「SONGS」の冒頭に収録されている小曽根真のオリジナル曲「ガッタ・ビー・ハッピー」は、2013年12月にBunkamuraオーチャードホールで開催されたクリスマス・コンサート「小曽根真 クリスマス・ジャズナイト」にて、バークリー音楽大学時代からの盟友であるブランフォード・マルサリス(サックス)や、クリスチャン・マクブライド(ベース)、ジェフ・テイン・ワッツ(ドラム)というトップ・プレイヤーと共演した際に初披露され、以降もステージで度々演奏されファンの間で人気を集めてきたナンバー。祈りを捧げるようなゴスペル調の演奏からスタートし、タイトル通りのハッピーな曲調に移行する展開がドラマチックだ。

なお、小曽根は60歳の誕生日である3月25日の東京・サントリーホールでの初リサイタル公演を皮切りに、全国都道府県でソロを中心とした企画でツアーを開催する。

■リリース情報

・ニュー・アルバム

小曽根 真 『OZONE 60』

2021年3月3日(水)発売

SHM-CD仕様 UCCJ-2190/1 4,400(税込)

Verve/ユニバーサルミュージック

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小曽根 真:piano

2020年11月29日~12月2日、水戸芸術館 コンサートホールATMにて録音

・カタログ再発

 OZONE 1994-2010

 2021年3月3日(水)発売

 全15タイトル SHM-CD仕様 各1,980(税込)

 Verve/ユニバーサルミュージック

 CDご予約はこちら  

<ラインナップ>

小曽根 真 『ブレイクアウト』(UCCJ-4163)

小曽根 真 『ネイチャー・ボーイズ』(UCCJ-4164)

小曽根 真THE TRIO 『ザ・トリオ』(UCCJ-4165)

小曽根 真THE TRIO 『スリー・ウィッシズ』(UCCJ-4166)

小曽根 真THE TRIO 『ディア・オスカー』(UCCJ-4167)

小曽根 真THE TRIO 『ノー・ストリングス・アタッチト』(UCCJ-4168)

小曽根 真THE TRIO 『パンドラ』(UCCJ-4169)

小曽根 真THE TRIO 『ソー・メニ―・カラーズ』(UCCJ-4170)

小曽根 真 『トレジャー』(UCCJ-4171)

小曽根 真THE TRIO 『Reborn』(UCCJ-4172)

小曽根 真THE TRIO 『新世界』(UCCJ-4173)

小曽根 真THE TRIO 『REAL』(UCCJ-4174)

小曽根 真 『フォーリング・イン・ラヴ・アゲイン』(UCCJ-4175)

小曽根 真 『ロード・トゥ・ショパン』(UCCJ-4176)

小曽根 真&塩谷 哲 『デュエット』(UCCJ-4177)

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