きょう(建国記念の日・木)は、日中は日本海側の天気も回復に向かい、関東から西は3月中旬から下旬並みの陽気となりそうだ。沖縄は局地的に非常に激しい雨が降り、あす(金)にかけて大雨となるおそれがある。
日本海側も天気回復
朝のうちは、近畿北部や北陸、北日本の日本海側で雪や雨の降る所がある見込み。ただ、日中は高気圧に覆われるため天気は回復に向かい、晴れ間の戻る所もありそうだ。関東から九州にかけては朝から晴れて、関東では空気の乾燥が続く見込み。九州は次第に雲が多くなりそうだ。
沖縄は非常に激しい雨の所も
沖縄は前線や低気圧が近づくため雨が降りやすく、局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨の降る所がある見込み。風も強まって荒れた天気となりそうだ。あすにかけて、沖縄では土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫、強風や高波に注意が必要となる。また、落雷や竜巻などの突風、急な強い雨にも注意が必要だ。
関東から西は3月並みの陽気
日中の気温は関東から西できのうより高い所が多く、15℃くらいまで上がる見込み。ただ、東日本は北よりの風が冷たく感じられる所もありそうだ。また、花粉が飛びやすくなるため、対策を心がけたい。
北日本はこの時季らしい寒さとなるが、北陸は10℃くらいまで上がる所もある予想。日差しの出る所もあるため、雪の多い地域は、なだれや落雪に注意が必要だ。
(気象予報士・及川藍)