ヤード条例案の提出見送り、三重県と県警、意見公募踏まえ修正

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 三重県は10日、自動車解体施設に届出を義務付ける条例案(ヤード条例)の提出を見送ると議会に報告した。パブリックコメント(意見公募)の結果を踏まえて条例案を修正するため。近く提出の日程を報告する。

 条例案は盗難自動車の解体防止を目的とし、解体施設の届出や標識の掲示、引き取り記録の保管などを義務付ける。違反した場合は公安委員会が業務停止を命じるほか、懲役などの罰則規定も設ける。

 県当局は県警の報告に基づき、条例案を17日の県議会本会議に提出すると3日の県議会執行部説明会で報告。県警は1月7日から今月6日まで、条例案のパブリックコメントを実施していた。

 パブリックコメントでは施設周辺の環境保全を求める声が上がったほか、自動車を解体せずに輸出する業者も規制の対象とするよう求める意見もあった。このため、県と県警は条例案の修正を決めたという。