【柑橘】『いちき串木野ポンカン祭り』で新しいイベント様式を感じた話【満喫】

カゴシマニアックスをご覧の皆さま、おやっとさあ!

いちき串木野市のたけどんでごわす!

前回、こちらで初めてSSプラザせんだいの記事を書かせて貰ったところ中々好評だったので、早速2本目を書いてみようと思いました。というのも、

オープンしたばかりのSSプラザせんだいでYOSHIKIっぽいピアノを発見!2021.01.18カゴシマニアックスをご覧の皆さま、おやっとさあ! いちき串木野市のたけどんでごわす! 先日(1/16)、出来たばかりの川内駅コンベンションセンターSSプラザせんだいを見学させて貰っ...

「ブログってどうやればいいの?って聞かれたら、とりあえず1年で100記事書けって言ってる。」

という、今や鹿児島のインターネット界隈では聞いたことがない人はいない…こともなくはない、カゴシマニアックス編集長の僕氏によるありがたいお言葉があったからです。

こちらを書き上げたとして残り98本…、その道のりは遥か遠く険しく…、なんでしょうが、ぼちぼち頑張っていこうと思います。(実のところ、わたしは「ブログやりたい」とはまだ一言も言っていません。)

本題に入りましょう。

いちき串木野市は、県内の中でも年間を通じてとてもイベントが多いまちです。

その理由として考えられるのは、一つは「食のまち」をうたっているだけあって、実に様々な海の幸、山の幸、はたまた焼酎や、お菓子などといった特産品が多く、物産展形式のイベントを実施しやすいということがあります。そして、もう一つは港町民特有の「お祭り大好き気質」が、多種多様なイベントを生み出す原動力になっているんじゃないかと思っています。(後半はこの町で生まれ育ち、自身も無類の「お祭りラヴァー」であるわたし個人の、あくまで想像ですのであしからず。)

(いちき串木野市のお祭り・イベントの年間スケジュール)

しかし昨年は、皆さんご存じの通り全国的にイベントの中止や見直しが相次ぎ、多分に漏れず本市で予定されていた多くのイベントやお祭りなども軒並み中止となってしまいました。コロナの馬鹿野郎…。

そんな中、年が明けて久しぶりのイベントが開催されるとの嬉しいお知らせがありました。

それがこちら!!

『いちき串木野ポンカン祭り』

最近では、寒かったり暖かかったり、1月には雪が降ったり鹿児島では珍しく積もったりもしましたが、気が付けば今年もいちき串木野市は柑橘香る季節となっていたようです。

1月31日、日曜日快晴の朝、はやる気持ちを抑えながら市来ふれあい温泉センター裏の特設会場へ向かいました。

入場ゲートは2つ。最初のゲートで手指消毒をした上、代表者が氏名と連絡先を記入します。

更にスマホへ新型コロナウィルス接触確認アプリ「cocoa」をダウンロード&インストールすることが求められました。(わたしは既にインストール済みでした。)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

(厚生労働省HP)

次のゲートで検温を行い入場となります。

withコロナ時代のイベント運営には必須になっている対応ですが、スタッフの皆さんのご苦労には本当に頭が下がります。

会場は、大里川と八房川がちょうど合流し、東シナ海に流れ込む河口に面している芝生の広場です。

この日は朝だいぶ冷え込んでいたのですが、雲がほとんどない空に汽水域の水面が優しくキラキラと輝き、その寒ささえもとても心地よく感じました。

ところで、上の写真をご覧になったカゴシマニアックラスタの皆さんはもうお気づきですよね?

そう!こちらは昨年11月、コロナ禍の重苦しい雰囲気の中、彗星のように眩い希望の光を放ちつつ爆誕した、話題のワーケーションプログラムである「おじ旅(オジケーション)」発祥の地、吹上浜フィールドホテルに隣接した広場なんです!!

【オジケーション】予約困難超人気の「吹上浜フィールドホテル」にチェックイン!2020.11.13どうも、僕です◯┐ 時は2020年。 時代の変わり目を感じつつ、新時代に乗っかっていこうと思っていた2020年。 まさかの新型コロナの流行で叶わなかたことがたくさんありました。 ...

オジケーション創設メンバーである、カゴシマニアックス管理人僕氏が「まるでアフリカの夕陽みたいやんけ!」とはしゃぎながらタイムラプスでずっーと動画を回していたり(そこにTKDNメンバーが意図せず映り込んでしまい台無しにしちゃったり)、同メンバーのエドガーさん(坂本龍一に激似)がおもむろに両手を広げ地球と一つになろうとしたり、同じくメンバーK氏(ドロロンえん魔くんに激似)がテクノロジーでなく魔力でドローンを操ったりしていた、思い出のアノ広場(より若干北側部分)です。

(吹上浜フィールドホテルHP)

「はああ…、またすぐにでもみんなと泊まりに来たいなあああ!!!」

という気持ちを抑えつつ、ポンカン祭り会場の出店ブースを回ります。

ブースも密にならないように1店1店ちゃんと間隔をとってありました。

まずは、「ちりめんじゃこ」や水産加工品販売をされていた大久保水産さんです。

写真のスタッフさんの笑顔にも、待望のイベント出店への喜びが滲み出ていますね!

昨年、オープンと同時に「まぐろソフトクリーム」でバズったチョコレートハウス サムライさんは、ぽんかんやいちごといった旬の果物がたっぷり入ったクレープや、生チョコなどを販売されてました。

チョコレートハウス サムライさんの店舗では、現在(2/6時点)こちらも柑橘系のショップイベント『サワーポメロスイーツフェスタ』を開催中です。ポンカンに並び本市の特産品であるサワーポメロのロールケーキ、クレープ、ソフトクリームなどを限定販売中!(2/28まで)

どんどん行きましょう!(TKDNだけに)

次は、わたしがTKDNになる以前(何のこっちゃ)からお世話になっている、米粉食品開発倶楽部の新穂さんです。県内各地のイベントなどでよくお見掛けする新穂さんですが、昨年は中々お会いする機会がありませんでした…。しかし、なんと言ってもこちらの「鶏の炭火焼」と、「揚げパン」は絶品なのです!

手作りの雑貨やお菓子などがあるとマルシェっぽくていいですね。

ポンカン入りのさつま揚げやちくわを販売されていた日高水産加工さん。

鹿児島県在住のシンガーソングライターである、コジマサトコさんが歌う「お醤油味噌~♪」でおなじみサクラカネヨさんは、お醤油香る「しんこだんご」と、お醤油調味料などを販売。

コジマサトコさんは鹿児島ユナイテッドFCの応援歌なども制作されて歌ってらっしゃいます。

https://www.instagram.com/p/CKkrDzqnQuM/?utm_source=ig_web_copy_link

ポンカンたっぷりのご当地グルメ、「いちきポンカレー」にはプーさんも思わずニッコリ(^_^)

モン・シェリー松下さんは、大人気「チョコれんが」の限定品「ぽんかんチョコれんが」と、ポンカンにシロップを塗りながらオーブンで何度も焼いて水分を飛ばし、そこにチョコレートをかけて固めたお菓子、まるでオレンジで作る「オランジェット」のポンカン版というべき「薩摩ポンダリン」の販売などをされていました。

余談ですが、わたしの長年のひそかな夢は「チョコれんが」で建てた家に住むことです。

柑橘の旬が過ぎれば季節はいよいよ春。次は桜の季節ですねー!

ということで、桜の名所観音ヶ池の観音茶屋さん名物「さくら饅頭」も焼かれていました。

田崎酒造さんは、話題のアノ焼酎を全集中で販売されていました。

またまた余談ですが、写真に写っている「薩摩の横綱 西ノ海」、過去こちらの焼酎をPRするイベントに、TKDNは何故か「お相撲さん枠」で呼ばれたことがあります。相撲未経験者なのに未だに謎です。

(「はやとの風」号がJR川内駅~市来駅間を焼酎列車として走った『よか晩列車』という伝説の企画)

会場を反時計回りにぐるっとひと回りして、両手は美味しいものでいっぱいになりましたが、こちらのイベントはTAKE OUT専用でしたので会場内での飲食は出来ません。つまり、わたしはこのとき、いっぱいいっぱいの両手に反し、お腹はペコペコの状態のままだったわけですが、何せ今日は「ポンカン祭り」なのです。

例えこの身やせ細ろえようとも、ポンカンを買わずして帰れぬ!帰れぬぞ!!(プロの肥り手)

本市の市来大里地区では、「本格貯蔵 薩州薩摩」に代表されるブランドポンカンを栽培・出荷しています。こちらは収穫後1ヵ月以上風通しの良い倉庫で追熟させ、糖度や酸味にたいする独自の厳しい基準をクリアしたポンカンです。

https://373news.com/_news/?storyid=131762

(ポンカン薩州薩摩の出荷式の様子を伝える南日本新聞WEB版記事2021.1.22掲載)

この日は、その薩州ポンカンなど地元生産者によって収穫された完熟ポンカンが、なんと1袋300円の破格値で販売されており、多くのお客さんが買い求めていました。

わたしも既に両手が、ちりめんじゃこや、鶏の炭火焼や、クレープや、しんこだんごや、チョコれんがや、ポンダリンや、さくら饅頭や、焼酎などによって、完全にふさがっているにも関わらず、さらに薩州ポンカンを3袋も購入してしまい、朝感じた寒さはどこへやら、汗だくだくになりながらなんとか購入した全ての商品を駐車場まで運ぶことが出来ましたとさ…。(食いしん坊万歳)

大満足&大大満喫&大大大柑橘の『いちき串木野ポンカン祭り』でしたが、本当に久々の屋外イベントに参加させて貰ったことで、従来の方法でイベントや催しを実施することは改めて難しいんだなと実感しました。しかし、同時に主催者やスタッフ、出店者の皆さん、そして何よりも参加者(お客さん)の協力があれば、安心して安全に開催することが出来るということも分かりました!

(『冬の柑橘×まんきつ ツアー日帰り』募集ページ)

これからしばらくは続くであろう「with コロナの時代」ですが、地域のイベントや催しは地元の経済や観光のためにも、そして何より子どもたちの教育のためにも、やはり必要だとわたしは考えます。

その規模や、即時的な費用対効果に特化した、従来型のイベントから脱却した、「新しいイベント様式」をみんなで模索して、関わる人たちみんなで一緒に楽しく作り上げられれば良いなと思います。その際、もちろん安全性を最優先することは言うまでもありません。

さて、TKDN2本目のカゴシマニアックス記事いかがだったでしょうか?

最後は、らしくないちょっと真面目な感じになっちゃいましたが、

お約束なので言わせていただきもす。

もう、ここらで良かろかい??

最後まで読んでいただき、あいがともさげもしたー!

次回は、ひたすらにデカ盛りを食べて、只々「うまい!うまい!」言ってるだけの記事を書きたいです。(笑)

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