長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)で6日、テナガザルがおもちゃの中に入った餌を探し出すイベント「わくわく島探検」が開かれた。
動物本来の行動を引き出す体験プログラムとして同日から始めた。テナガザルが距離約50メートルのうんていを使って島に渡り、竹筒などの中に隠された餌を探し出す内容。この日は親子4頭が島内を動き回り、竹筒を取り合ったりしながらヒマワリの種や麦を取り出して食べると、来場者から歓声が上がった。
家族で訪れた同市の古川莉里愛ちゃん(6)は「餌を取り合ってけんかする姿は見たことがなく、とても面白かった」と声を弾ませた。
動物の行動が観察できる同プログラムは土日祝日に実施する予定。
ごはんはどこかなぁ テナガザルの餌探し 森きらら
- Published
- 2021/02/11 23:44 (JST)
- Updated
- 2021/02/13 11:18 (JST)
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