歌を通じて平和発信 8月、稲佐山で音楽祭 さだ、新羅ら出演

 被爆地長崎から歌で平和のメッセージを-。通販大手ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)は10日、長崎市出身のシンガー・ソングライターさだまさし、バンド湘南乃風のメンバー新羅(にら)慎二(若旦那)らが出演する音楽祭が8月7日、同市の稲佐山公園野外ステージで開かれると、同社のホームページ(HP)で発表した。
 名称は「Japanet presents 長崎から世界へ平和を -稲佐山音楽祭2021-」。ジャパネットのグループ会社リージョナルクリエーション長崎(長崎市)が主催。昨夏開かれた第1回では、平和をテーマにした楽曲のライブやトークをステージで繰り広げ、その様子はBSテレ東で生放送された。今年は会場に観客を入れて開催する予定。
 総合プロデューサーを務める新羅は「争いをなくし家族、恋人、友人、地元の大切な人たちと幸せに生きる手段は、声を合わせみんなで歌うこと。そこには必ず愛と平和、生きがいがある」などと、HPにメッセージを寄せている。詳細は後日、HPで発表する。

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