きょう12日(金)は全国的にこの時季としては気温が高く、午後2時までの最高気温は石垣島で25.0℃の夏日。そのほか大分県日田市で20.1℃、愛媛県大洲市で19.4℃など、季節先取りの暖かさとなっている。
この暖かさは土日にかけても続き、きょう以上に暖かくなりそうだ。
また、天気は東日本や北日本では晴れ間のでる所が多いが、西から天気はゆっくり下り坂に向かう。
気温さらに上昇 春本番の暖かさに
この土日も気温が高く、各地で春本番の暖かさとなりそうだ。東海から西の地域や北陸(福井・石川・富山)では、土日とも16℃前後まで上がり、3月下旬から4月並みの暖かさとなる見込み。
日曜日には関東でも17℃くらいまで上がり、東北でも南部では15℃前後まで上がって、暖かなバレンタインデーとなりそうだ。雪が多く残っている所では、なだれや落雪が起きやすくなるため、注意が必要となる。
また、花粉が本格的に飛び始めているため、花粉症の方は対策を心がけたい。
西日本は次第に雨の範囲が広がる
天気は西からゆっくり下り坂に向かう。前線や低気圧が近づく影響で、土曜日は九州南部や四国など西日本の太平洋側で雨の降る所がありそうだ。
その後、日曜日になると雨の範囲は広がり、午後から夜にかけては西日本の広い範囲に雨雲がかかる見通し。太平洋側ほど活発な雨雲がかかりやすく、雨脚の強まる所もありそうだ。
一方、東日本や北日本は、土日とも晴れやくもりの所が多い見込み。
(気象予報士・多胡安那)