【新日本】28日大阪城決戦で飯伏VS内藤のIC王座戦が正式決定 2冠統一巡る大一番に

11日の試合後、内藤(左)は飯伏に挑戦を表明した(新日本プロレス提供-)

新日本プロレスのIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者の飯伏幸太(38)が、28日の大阪城ホール大会で内藤哲也(38)とIC王座V3戦を行うことが12日、正式決定した。

飯伏は11日広島大会でSANADA(33)の挑戦を退け、V2に成功。試合後のリング上で「2冠統一」に反対の意を唱えた内藤のIC王座単体挑戦表明を受けていた。

この日の一夜明け会見に出席した飯伏は、挑戦者の統一反対の意思には理解を示しつつも、その手法には疑問を投げかけた。「内藤哲也はIWGPヘビー級を狙ってくると思ったんですけど、なぜかIC。これはなぜなのか。教えてもらいたいですね。もっと言えば、この2つをかけたほうがいいんじゃないかなと思うんですけど。なぜか初めて(内藤から)ICだけをかけて戦いたいと言ってきた。この思いを僕は聞きたいです」と呼びかけた。

もちろん、自身の野望である統一への思いは変わらない。飯伏は「(内藤が)ICだけかけてきたっていうのは、僕がベルト2つを統一したいって言ったことに対しての反論じゃないですけど、うん。僕は自分なりにIWGPヘビー。IC一つひとつに思いが本当にあるので。僕には僕の考えがあるので。これを統一したときに本当の夢がかなうんじゃないかなと。もっともっとさらに上のベルトになって、プロレスを広めていければいいかなと思います」と豪語した。大阪城決戦は2本のベルトの今後を左右する大一番となりそうだ。

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