「泣きっ面に蜂」各国で辞任速報

五輪開催懐疑論、事態複雑に

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東京五輪・パラリンピック組織委の理事会と評議員会の合同懇談会で、辞任を表明する森喜朗会長=12日午後、東京都中央区

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の辞任表明は、各国メディアが速報し世界に伝えた。中国国営通信の新華社は12日、開幕まで5カ月半もなく、新型コロナの脅威が続く中で「東京五輪、泣きっ面に蜂」と指摘。米NBCニュースも「新たな一撃」と報じた。

 韓国メディアは「女性蔑視で不名誉な退陣に追い込まれた」と報道。森氏が川淵三郎氏を後任に推したことには、「密室」で後任の人選を進めようとしたと韓国内で疑念が高まっていた。

 米紙ニューヨーク・タイムズは、日本国内には既に開催を巡る懐疑論が広がっており、森氏辞任で事態は複雑さを増す可能性があるとの見方を示した。