スズキのMotoGP王者ジョアン・ミルのゼッケン番号が決定「ある日、目が覚めた時に決めた」

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 2月12日、ロードレース世界選手権MotoGPに参戦しているチーム・スズキ・エクスターは2020年にチャンピオンを獲得したジョアン・ミルが2021年シーズンに使用するゼッケンナンバーを発表した。

 2019年からチーム・スズキ・エクスターでMotoGPを戦っているミルは、スズキがマン島で開催されたツーリスト・トロフィーに初参戦した1960年からレース参戦60周年、さらに2020年3月15日に創立100周年を迎えたアニバーサリーイヤーとなった2020年に1勝含む7度の表彰台を獲得しチャンピオンに輝いた。

2020年MotoGP第14戦バレンシアGP ジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)

 これまでゼッケン36番を使用してきたミルだが、2021年は王者の特権としてゼッケン1番を使用することも可能となり、ミルがどちらを使用するのかに注目が集まった。そして、スズキはミルのゼッケンを2月12日に発表すると事前に告知していた。

 もしミルがゼッケン1番を使用すれば、スズキのライダーとしては2000年にタイトルを獲得したケニー・ロバーツ・ジュニア以来となる。MotoGPクラスと名称が変更された2002年以降では、2007年のニッキー・ヘイデン、2008年と2012年のケーシー・ストーナー、2011年のホルヘ・ロレンソがゼッケン1を使用したが、バレンティーノ・ロッシとマルク・マルケスはチャンピオン獲得後もナンバーを変更せずに維持していた。

2020MotoGP:タイトルを獲得し、ゼッケン1を掲げるジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)

 そして今回ミルのゼッケンナンバーが発表され、36番を継続して使用することがわかった。

「今年、どのナンバーを使うか発表する時が来た!ある日、目が覚めた時に決めたんだ!ゼッケンはいつもと同じで愛着がある36番にするよ」とミル。

「1番を使うのは珍しい経験であり、夢であるし、本当に素晴らしいことだったと思う。でも、36番は一生懸命レースしてきた番号だし、それが2度世界選手権で勝ったという今のポジションに連れてきてくれたと信じているんだ」

「そして、僕の仕事はまだ終わっていないと思う。この数字で今まで以上に仕事を続けて、より多くのタイトルを獲得し続け、次のシーズンにどの数字でレースをするかを決めるチャンスを得なければならない。今のところ、そのチャンスが一度あり、僕は36番を維持することを選んだ」

「だからと言って、また同じことが起きても、僕が1番を選ばないという意味ではないんだ。でも、今のところ36番で、これはハードワークを表していて僕に一番合っている数字だと思っている。昨年と同じようにタイトルを獲得して、良い結果を残し続けなければならないと感じているよ」

「たくさんのサポートありがとう。簡単な決断ではなかったが、将来、これらの重要な数字か選ぶ機会があると信じているよ。みんなの励ましに感謝しているし、今シーズンは36番をつけて全力で頑張るよ!」