ザ・ウィークンドのスーパーボウル・ハーフタイムショーに密着したドキュメンタリーが放送決定

Photo: Mike Ehrmann/Getty Images

米・主要ケーブルテレビ局のショータイムは、ザ・ウィークンド(The Weeknd)がスーパーボウルのハーフタイムショーで行ったパフォーマンスの舞台裏についてのドキュメンタリーを放送することを発表した。

ミシェル・オバマのドキュメンタリー映画『マイ・ストーリー』(原題:BECOMING)の監督を務め、エミー賞ノミネート経験もあるナディア・ホールグレンが監督を務める『The Show』と題されたドキュメンタリーは、ザ・ウィークエンドがそのキャリアと歴史に残るパフォーマンスをわずか13分に凝縮したその舞台裏を映し出す。(日本での放送は未定)

<[和訳MV] The Weeknd – Blinding Lights / ザ・ウィークエンド – ブラインディング・ライツ [公式]

今年後半に放送予定の90分のドキュメンタリーは、世界的な新型コロナウイルス感染拡大の中で、ザ・ウィークエンド、プロデューサー、そして興行元のRoc Nationがどのようにしてこの規模のイベントを成功させたのかに迫っている。ペプシのマーケティング担当副社長であるトッド・カプランは次のように述べている。

「ペプシ・スーパーボウル・ハーフタイムショーは、間違いなく世界最大のステージであり、毎年音楽界で最も注目され、話題になる瞬間をお届けしています。象徴的で記憶に残り、エンターテイメント性の高いパフォーマンスを提供しなければならないというプレッシャーは、アーティストだけでなく、その成功に欠かせない舞台裏にいる人々すべてが感じています」

「ショータイムで放送される新しいドキュメンタリーで、今年最大のショーを作るために何が必要だったのか、世界的なパンデミックの中で行うことの複雑さを加えた感情的でスリリングな旅にファンの皆さんをお連れします」

米ビルボードによると、ザ・ウィークエンドのハーフタイムパフォーマンスは世界中で1億人近くが視聴し、アメリカだけで彼の音楽の売り上げが385%増加したという。

また、ザ・ウィークエンドは、スーパーボウルの直前に『After Hours』のワールドツアーの詳細を発表した。全104日間の世界ツアーは、2022年1月14日のバンクーバー公演を皮切りに、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、マイアミ、パリ、ベルリンなどでの公演を経て、11月16日にロンドンのThe O2で幕を閉じる予定となっている。

世界ツアーへの圧倒的な需要を見越して、ザ・ウィークエンドはこのワールドツアーにオーストラリア、東南アジア、南米、メキシコの公演を追加して発表することも予定されている。

Written By Laura Stavropoulos

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