青学大・原監督が組織委新会長に小池都知事をプッシュ「責任者を明確にするためにも」 

原晋監督

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(1月2、3日)で復路優勝を果たした青山学院大の原晋監督(53)が意外なプランを打ち立てた。

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は、女性蔑視発言などの責任を取り、辞任を表明。後任には元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が有力視されていたものの、12日の評議員会・理事会の合同懇談会で就任要請を辞退すると明かした。

今後の人事については、「候補者検討委員会」で議論されるが、原監督は自身のツイッターで「東京五輪開催まで約5か月。アスリートを巻き込み、さまざまな問題が起こりますね」とピシャリ。続けて「大会開催の可否や資金の使われ方等、五輪がよかったのか否か、責任の所在が分からなくなりますね」と疑問を投げかけた。

その上で「半年を切った今、責任者を明確にするためにも主催の小池知事が兼務されるのがいいのでは。人事は人ごと、果たしてどうなることやら」と提言を送った。

後任については、橋本聖子五輪相(56)や鈴木大地氏(53)、小谷実可子スポーツディレクター(54)などが浮上しているものの、誰が新会長の座に就くのか。

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