南野拓実がリバプールに返り咲くカギは… 地元紙が分析

南野拓実(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンに期限付き移籍した日本代表MF南野拓実(26)が保有元のリバプールに復帰する可能性は――。英紙「リバプール・エコー」は、南野の今後について特集。南野がリバプールに返り咲く可能性について探っている。

同紙は、冒頭で「リバプールの選手がレンタル移籍で離れるとき、それは彼らのリバプールでのキャリアの終焉になってしまう傾向が強い」と指摘。その上で「確かにクラブ側はその時点でそれ(リバプールでのキャリアの終焉)を言うことはありません。レンタル移籍はさらなる成長への踏み台として機能することを意味しますが、実際にそのように機能することはほとんどありません」とつづった。

では、南野はどうなのか。同紙は「ユルゲン・クロップ監督(53)は南野が長期的なリバプールの未来の一部であり続けると主張している」とし、その理由について「現在のリバプールの主力のうち、過半数がピーク。30歳を迎えていなくても、それに向かっているのが事実。クロップ監督は世代交代について長期的に考える必要があります」と分析した。

最後に「南野は彼の前に多くのレンタル移籍した選手が達成できなかったことを達成できるという希望がある」と大きな期待を寄せた。

再び名門でプレーするためにも、まずはサウサンプトンで結果を残したいところだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社