水産製品・品評会で受賞 松浦市長に報告 農水大臣賞 エンマキ 水産庁長官賞 青島○

友田市長(右端)に県水産加工振興祭水産製品品評会での受賞報告に訪れた関係者=松浦市役所

 昨年12月の長崎県水産加工振興祭水産製品品評会で、最高賞の農林水産大臣賞に輝いた日本遠洋旋網(まきあみ)漁業協同組合(エンマキ)の渕口季信(すえのぶ)専務理事と、ねり製品部門で水産庁長官賞を受賞した一般社団法人青島○(まる)の辻山新悟代表理事らが10日、松浦市役所を訪れ、友田吉泰市長に受賞報告した。
 エンマキの「天然ぶりの花糀(こうじ)漬け」は、県内で水揚げされた天然の寒ブリを「花糀みそ」でじっくりと漬け込んだ。焼くと身はふっくら、香ばしい香りが食欲をそそる。青島○の「青島かまぼこ エソ」は同市の離島・青島に伝承される味を受け継ぎ、白身魚のエソを原料に、無添加・無着色・卵不使用の手作り。2度ゆでることで賞味期間を1カ月に延ばした。
 友田市長は受賞を祝福。早速試食して「おいしい」と味に太鼓判を押した。これらの製品は市内の道の駅などで販売している他、ふるさと納税の返礼品としても活用する。

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