【J1】王者・川崎が練習試合で14発! 20日ゼロックス、悲願ACL制覇へ手応え十分

今年はビッグタイトル獲得に挑むJ1川崎

昨季のJ1王者&天皇杯優勝の川崎が、今季も盤石な準備を進めている。沖縄キャンプ打ち上げとなった13日にJ1札幌と45分×4本の練習試合を行い、計14―3で大勝。鬼木達監督(46)は「今やれることをしっかりやれたキャンプだった」と手応えを口にした。

今季は、新シーズンの到来を告げる富士ゼロックス・スーパーカップのG大阪戦(20日、埼スタ)からスタート。リーグ2連覇など国内タイトルも総なめも視野に入れる中、大目標は過去の最高成績が8強止まりのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇だ。これまで国内3冠全て手にしてきたが、まだアジアのタイトルは手にしていない。独走Vを果たした昨季は新型コロナウイルスの影響でどのチームも過密日程を強いられたが、ACL出場チームはさらに過酷だっただけに、昨季の独走Vも日程面に恵まれた側面も少なからずある。

真のJ最強クラブとなるためにも今季のアジアタイトルは逃すわけにはいかない。昨季限りでチームの象徴だったMF中村憲剛氏(40)が引退。新たなスタートと言ってもいいシーズンで川崎は、悲願を達成できるか。

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