ターナーがドジャースと再契約へ 自身のツイッターで発表

日本時間2月14日、ドジャースからフリーエージェントとなり、去就が注目されていたジャスティン・ターナーは、自身のツイッターでドジャースと再契約することを発表した。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは2年契約であることを伝えている。また、「ESPN」のジェフ・パッサンによると、2年契約の総額は3000万ドルを超えるようだ。

現在36歳のターナーは2013年オフにメッツからノンテンダーFAとなり、マイナー契約でドジャースに加入すると、打撃改造に成功して急成長。移籍1年目の2014年に規定打席不足ながら打率.340の好成績をマークし、その後は正三塁手かつ主力打者としてドジャースの黄金期を支えてきた。

昨季は42試合に出場して打率.307、4本塁打、23打点、OPS.860と例年通りの安定した成績をマーク。ドジャースでの7年間で打率.302、116本塁打、406打点、OPS.886を記録し、2017年にはオールスター・ゲームにも選出されている。

今オフは再契約を目指すドジャースのほか、ブリュワーズ、メッツ、ブレーブス、ブルージェイズなどが獲得に乗り出し、最終的にはドジャースとブリュワーズの一騎打ちになっていることが報じられていた。ブリュワーズからも複数年契約のオファーが届いていたとみられるが、ターナーが選択したのは愛着のあるドジャースだった。

ターナーの残留により、ドジャースは昨季の世界一メンバーがほとんどそのまま残ったことになる。そこにサイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアーが加わっており、1998~2000年のヤンキース(3連覇)以来となるワールドシリーズ連覇を狙う準備は完全に整ったと言えそうだ。

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