18日(木)頃にかけて大荒れのおそれ 東北は大雨のち暴風雪 土砂災害などに警戒 月曜は関東や東北でも大雨に 地震があった地域では少しの雨でも土砂災害のおそれ

 発達する低気圧と強い冬型の気圧配置の影響で、15日(月)から18日(木)頃にかけて、北日本から東日本では非常に強い風が吹いて海は大しけとなり、16日(火)から18日頃にかけては日本海側を中心に大雪となる所がある見込み。暴風雪や暴風、高波に警戒し、大雪に注意・警戒が必要だ。また、13日(土)夜に大きな地震のあった東北や関東でも、15日(月)にかけては激しい雨が降り、大雨のおそれがある。

大雨のあとは冬の嵐に

 15日から16日にかけて、低気圧が急速に発達しながら日本の南から日本の東を北上してオホーツク海へ進む見込み。日本の上空には強い寒気が流れ込み、18日頃にかけて、強い冬型の気圧配置となる予想。発達する低気圧の影響で、15日にかけては東海から関東、東北の太平洋側で激しい雨が降り、大雨のおそれがある。

 また、強い冬型の気圧配置の影響も受け、15日から18日頃にかけて北日本から東日本では雪を伴った非常に強い風が吹いて、海は大しけとなる所がある見込み。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、うねりを伴った高波に警戒が必要だ。

大雪

 北日本から東日本にかけての日本海側を中心に16日から18日頃にかけて大雪となる所がある見込み。寒気の程度によっては警報級の大雪となるおそれがあり、大雪による交通障害に注意・警戒し、なだれや着雪に注意が必要だ。

地震の揺れの大きかった地域では少しの雨でも警戒を

 

13日(土)の夜に大きな地震のあった東北や関東でも、15日にかけては激しい雨が降り、大雨のおそれがある。揺れの大きかった地域では、地盤が脆弱になっている可能性が高く、雨による土砂災害の危険性が通常より高まっていると考えられる。また、15日にかけては気温が高く、雪解けが進むおそれもある。今後、少しの雨でも土砂災害やなだれなどの二次災害に注意・警戒し、場合によっては、早めに避難するなどの備えが必要だ。

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