川口春奈 大河ドラマ好演で“ネット恐怖症”を完全克服!

川口春奈

7日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」で、評価を高めた1人といえば、女優の川口春奈(26)だ。

放送前の昨年11月に織田信長の正室・帰蝶役を演じる沢尻エリカが薬物事件で降板し、川口は急きょ代役を務めた。

「NHKは、川口の所属事務所『研音』に当初は『榮倉奈々さんはどうでしょうか?』とオファーしていた。しかし、榮倉は子育てが忙しいためNGになり、そこで川口に白羽の矢が立った」(芸能プロ関係者)

川口にとっては時代劇初挑戦が大河ドラマという大舞台になったが、見事に演じ切った。

そんな川口といえば、「低視聴率女優」というバッシングに悩まされていた過去もあった。

2013年に初のゴールデン枠での主演ドラマ「夫のカノジョ」(TBS系)は全話平均視聴率3・87%で、第8話打ち切りに。ヒロインを務めた同年の「天魔さんがゆく」(同)も深夜帯ではあったが、1・43%と振るわなかった。

「当時、川口さん自身がネットのコメントを気にしすぎてしまい、演じることが怖くなってしまうほど追い込まれた。見かねた事務所からは“ネット閲覧禁止令”を出されていたほどです。でも、今はファンと気軽につながれるネットの世界について『楽しい』とまで言っている」(前同)

昨年1月末にYouTubeの公式チャンネル「はーちゃんねる」を開設。登録者数は現在120万人を突破し、ファンの反応を楽しみにしているという。

「公式インスタグラムに寄せられるコメントも温かいものばかりで、川口も力をもらっているとか。CMオファーも殺到中で、チャンスをものにしたことも自信となっているのでしょう」(前同)

ネット恐怖症は完全に克服したようだ。
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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