【車いすテニス全豪OP】女子シングルス・上地&大谷がベスト4進出

車いすテニス界のヒロインたちが圧巻のパフォーマンスを発揮した。

全豪オープン車いすの部の1回戦が行われ、女子シングルス世界ランキング2位の上地結衣(26=三井住友銀行)は、同12位のマカレナ・カブリジャナ(チリ)を6―0、6―1で下し、準決勝に進出。「勝ててうれしい。昨年は(新型コロナウイルス禍のために)大会が単発で流れをつくれないシーズンだったので、前哨戦を開催していただきありがたいし、自分にとっていい流れになっている」と手応えを口にした。

同7位の大谷桃子(25=かんぽ生命)は、ルーシー・シュカー(英国)に6―2、6―2を下して4強入り。「とても緊張したが、いいプレーができた。(昨秋以降に)取り組んだスピンサーブを使い、良かったと思えるポイントもあった。今後も精度を高めて使っていければ」とさらなる飛躍を誓った。

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