モザイクアートで地域に絆を 横浜・鶴見区、市民の顔写真募集

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校の「走る」(横浜市鶴見区提供)

 多数の顔写真を組み合わせて1枚の「フォトモザイクアート」を作り、東京五輪・パラリンピックの機運醸成と地域の絆を強めようと、横浜市鶴見区が市民らに投稿を呼び掛けている。区と区自治連合会が連携したプロジェクトで、応募は2月28日まで。

 原画を担当したのは地元の高校2校の美術部員で、市立横浜サイエンスフロンティア高校は「走る」をテーマにJR鶴見線の新旧車両とともに走る人をデザイン。同東高校は「住みやすく、見どころが多い区の魅力を知ってほしい」と、2羽の鶴が舞う「おいでよ わたしの街 鶴見」を描いた。

 完成作品は3月末ごろ、同プロジェクトのサイトで公開。グッズも製作する。区内にはパラリンピック・テコンドー(61キロ級)代表に内定している田中光哉さんが暮らしており、担当者は「アート作品で盛り上げたい」としている。

 問い合わせは、区地域振興課電話045(510)1692。

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