【WWE】NXTダスティ杯女子トーナメントはダコタ、ゴンザレスが優勝 初代NXT女子タッグ王者に

女子トーナメントを制したラケル・ゴンザレスとダコタ・カイ(右)はトリプルH(中)の祝福を受ける(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ14日(日本時間15日)発】米WWE・NXTの「NXTテイクオーバー:ベンジェンス・デイ」が配信され、「ダスティ・ローデス杯タッグトーナメント」女子決勝戦はダコダ・カイ(32)、ラケル・ゴンザレス(30)組が、エンバー・ムーン(32)ショッツィ・ブラックハート(28)組を撃破。初優勝を果たして初代NXT女子タッグ王者組に輝いた。

序盤は183センチのゴンザレスが、巨体を活かしたラフ攻撃で圧倒。しかしエンバー組も、連係でダコタの左足に集中砲火を浴びせ。エンバーが長時間、ヒザ固めで捕獲した。代わったゴンザレスがスープレックス連打で流れを変え、ショッツィを場外パワーボムで柵に叩きつける。

しかし巨女のラリアートがダコタを誤爆。蘇生したショッツィがミサイル弾、旋回式顔面砕きをダコタに見舞う。さらにはゴンザレスに雪崩式不知火。10分過ぎから二転三転の展開となり、エンバー組はダコタに場外ダブルインパクト、ダコタ組も合体ヒザ弾でペースを奪い合う。

最後はゴンザレスが高々とハングアップしてのチョークスラムでショッツィを沈めて3カウントを奪取。トーナメント制覇を決め、初代NXT女子タッグ王者として歴史に名を刻んだ。

同トーナメント男子決勝戦はMSK(ナッシュ・カーター=26、ウェス・リー=32)が、ザック・ギブソン(35)ジェームス・ドレイク(27)組を合体式ダイビングカッターで撃破して初優勝を決めた。

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