三浦按針、オランダ側代理人も

家康臣下として各地で貿易

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オランダ東インド会社の平戸商館長が1612年6月20日付でウィリアム・アダムスに宛てた書状の控え。冒頭にウィリアム・アダムスの名前が書かれている(オランダ・ハーグ国立文書館所蔵)

 徳川家康の外交顧問だった英国人ウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針、1564~1620年)は、家康の臣下でありながらオランダ東インド会社の代理人も務め日本各地で国際的な人脈を使って取引していたことが15日、国際日本文化研究センター(日文研、京都市)のフレデリック・クレインス教授らの研究チームが発見した史料で分かった。

 按針宛てに送った同社の平戸商館(長崎県平戸市)館長の書状の控え4通を発見。クレインス教授は「家康の外交ブレーンというイメージが強い按針だが、活発に行動する国際人でもあったことを示す貴重な史料だ」と話している。