コロナ、沖縄県内1人死亡 新規感染5人、4カ月半ぶり1桁

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 沖縄県は15日、新型コロナウイルスに感染し、宮古島市内の施設で療養していた80代男性が死亡したと発表した。15日の新規感染者は20代から60代の5人で、昨年9月25日以来約4カ月半ぶりに1桁となった。 死亡した男性は1月26日に陽性が確認され、島内の医療機関が満床だったため施設内で治療を受けていた。派遣された医師や看護師が治療を行っていたが、容体が悪化。今月10日に医療機関へ運ばれたが、同日死亡が確認された。

 県は14日には浦添市の70代男性の死亡を発表した。1月27日に検査で陽性と判明し、2月11日に死亡が確認された。15日発表分を含め累計の死亡者は102人となった。

 15日現在、病床占有率は69.0%で、約1カ月ぶりに第3段階の「感染流行期」に下がった。療養者数は360人で、依然として第4段階「感染蔓延(まんえん)期」にある。県の糸数公保健衛生統括監は「病院は重症者の対応に追われており、決して余裕がある状況ではない」と述べた。

 新規感染者5人のうち、3人が感染者との接触による感染とみられ、内訳は施設2人、その他調査中1人。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は10.15人で全国7位。14日には19人の新規感染が確認され、15日発表分を含めた県内の累計感染者数は7995人となった。

 米軍関係は14日に嘉手納基地で1人、15日にキャンプ・ハンセンで1人の感染が確認され、累計942人。県内116例目のクラスター(感染者集団)が確認された浦添市の教育機関で、感染者が新たに4人増え計37人となった。