北海道は暴風雪や高波に厳重警戒 そのほかの日本海側も大雪やふぶきのおそれ

 きょう16日(火)は北海道では大荒れの天気となる。数年に一度の猛ふぶきになる所もあり、暴風雪や高波、高潮などに厳重な警戒が必要だ。
 また、そのほかの日本海側も広く雪や雨で、大雪やふぶきになるおそれがある。
 一方、太平洋側は晴れる所が多いが、風が強く、きのうより寒くなる見込み。

北海道は危険な猛吹雪 外出は控えて

 急速に発達中の低気圧の影響で、北海道を中心に大荒れの天気が続く。
 未明には根室で最大瞬間風速35.5メートルを観測するなど、2月としては記録的な風の強さとなっているが、このあとも雪を伴った非常に強い風が吹く見込みだ。留萌地方など、数年に一度の猛ふぶきになる所もある見込み。
 暴風雪や高波、高潮にも厳重な警戒が必要で、不要不急の外出は控えるようにして欲しい。

 そのほかの日本海側も広く雪や雨で、大雪やふぶきになる所もありそうだ。雷を伴う所もあるため、注意が必要となる。

太平洋側も強風に注意

 一方、太平洋側では晴れる所が多いが、風が強く吹きそうだ。  また、空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意が必要となる。

気温ダウン 風も強い

 日中の気温は全国的にきのうより低い所が多くなる。風が強く吹くため、気温の数字よりも寒く感じられそうだ。

(気象予報士・多胡安那)

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