米CBSが「30球団パワーランキング」発表 ダルビッシュ移籍のパドレスは2位 1位はドジャース

ダルビッシュ

米CBSスポーツ(電子版)は15日(日本時間16日)にメジャー30球団の最新のパワーランキングを発表した。1位は昨年、32年ぶりに世界一に輝いたドジャース。「ワールドシリーズ(WS)制覇に最も適したチーム」と評した。FAの目玉だったトレバー・バウアー投手(30)を獲得したことで今季のチーム総年俸が2億5000万ドル(約263億円)を超える見込みだ。

2位に入ったのは、ダルビッシュ有投手(34)をトレードで獲得したパドレス。今季はナ・リーグ西地区に大きな注目が集まりそうだ。

以下、3位ヤンキース、4位ブレーブス、5位のメッツは昨年10月28日に発表した前回のランキングから17ランクアップだ。17年のWSでMVPに輝いたジョージ・スプリンガー外野手(31)、オールスター戦4度出場のフランシスコ・リンドア内野手(27)らを補強した。

前田健太投手(32)所属のツインズは前回9位から6位に上昇。遊撃手部門でゴールドグラブ賞4度のアンドレルトン・シモンズ内野手(31)の加入により、昨季リーグ3位だったチーム防御率はさらに良くなる可能性がありそうだ。ただし、同地区のライバル、ホワイトソックスが7位につけている。

WSでドジャースに敗れたレイズは予測されている今季チーム総年俸6600万ドル(約69億5000万円)ながら10位。契約最終年を迎える筒香喜智外野手(29)に期待されるのは長打と出塁率の高さになるだろう。

大谷翔平投手(26)所属のエンゼルスは14位。投打の二刀流の完全復活でチームへの貢献が期待される。2年目を迎える秋山翔吾外野手(32)のレッズは20位、菊池雄星投手(29)所属のマリナーズは25位、有原航平投手(28)が加わったレンジャーズは26位だった。

© 株式会社東京スポーツ新聞社