ボルシアMG・ローゼ監督が来季からドルトムント指揮官へ〝移籍〟 新天地で南野獲得検討も

ボルシアMG・ローゼ監督(ロイター)

ドイツ1部ボルシアMGは15日、チームを率いるマルコ・ローゼ監督(44)が今季限りで退任し、来季から同1部ドルトムントの指揮官に就任すると発表した。

クラブ公式ホームページで、マックス・エベールSD(スポーツディレクター)は「我々はここ数週間、マルコの将来を話し合うために多くの話し合いを行ってきた。残念ながら彼は2022年6月まである契約の条項を利用し、今夏にドルトムントに移ることが決定した。それまでは目標を達成するために、マルコと一緒に戦っていく」とコメントした。

ローゼ監督は2019年夏にボルシアMGの監督に就任し、リーグ4位で今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。しかもCLの1次リーグを突破し、クラブ史上初の決勝トーナメント進出を果たしている。1回戦第1戦(24日=日本時間25日)ではマンチェスター・シティー(イングランド)と対戦する。

また、ローゼ監督は17年夏から19年夏までオーストリア1部ザルツブルクを率いており、当時所属していた日本代表MF南野拓実(26)を指導した。今後、ドルトムントに移り、新チームの編成に取り組んでいく中、イングランドで苦戦していた愛弟子の獲得を検討する可能性もありそうだ。

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