女子テニスの世界ランキング3位・大坂なおみ(23=日清食品)が全豪オープン(16日、メルボルン)の準々決勝で世界71位の謝淑薇(35=台湾)を6―2、6―2のストレートで下して4強進出を果たした。
技巧派の相手を序盤から翻弄。試合後に「崩れない、ミスしない」と課題を口にしたように、一貫して落ち着いたプレーを見せた。わずか1時間6分で〝くせ者〟を退治した。
昨年から続く連勝を「19」に伸ばし、全豪オープンの勝利数は杉山愛(45)の19勝を超える20勝目で日本人シングルス単独トップ。さらに、4大大会の準々決勝以降は無傷の10連勝となり、優勝率100%という好データもある。
2年ぶり2度目の全豪タイトル、通算4度目の4大大会制覇へ死角は見当たらない。