ラグビーのトップリーグ(TL)は16日、開幕(20日)を前に全選手を対象とした違法薬物検査を実施し、陽性者はいなかったと発表した。
昨季のTLでは、複数のチームで薬物によるコンプライス違反が出たため、違法薬物検査を行ってきたが、今回は未受検の選手と新加入選手を対象に抜き打ちで実施。昨年12月14~18日に一斉検査、同28、29日、2021年1月3、5、8、13、2月12日に追加検査を行ったという。対象者は各クラブに加盟する選手192人で全員が陰性だった。
TLの太田治チェアマン(55)は「トップリーグ2021大会を開催するにあたり、信頼回復と登録選手の潔白を証明すべく、今年度の未受検の選手を対象に違法薬物検査を実施し、トップリーグ2021大会に出場する全ての選手が陰性であった事をご報告いたします。国内最高峰の名にふさわしいリーグとなる為、今後も抜き打ち検査、定期的なコンプライアンス教育を継続して参ります」とコメントした。