韓国バレーの美人双子が過去のいじめで代表追放…為末大氏「日本でも起きそう」

為末大氏

スポーツコメンテーターの為末大氏(42)が16日、ツイッターを更新。韓国女子バレーボール選手2人が、中学時代のいじめを告発されたことで、代表チームから追放処分を受けたことについてコメントした。

AFP通信などは15日、韓国プロバレーリーグ「Vリーグ」の興国生命ピンクスパイダーズに所属する李在英(イ・ジェヨン=24)と李多英(イ・ダヨン=24)が、中学時代のいじめを告発され、代表チームから無期限の追放処分を受けたことを報じた。所属チームも無期限で出場停止処分としている。

2人は双子の姉妹で、韓国代表として東京五輪の出場権獲得にも大きく貢献。そのビジュアルの良さなどから人気を集め、テレビ番組に出演したり、雑誌グラビアに登場していたという。

為末氏は、このニュースを報じた記事を引用し、「過去のいじめの告発を受けて。日本でも起きそうです」とツイート。さらに「日本のスポーツで同じような事例が出てきたとき、どのような判断をし、どのようなメッセージを出すかの用意は各協会しておいた方がよさそうです」と述べた。

2人への告発は、インターネット掲示板上に、被害を受けたとされる人物が投稿。その内容は「現役バレーボール選手からの校内暴力被害者です」「一緒に宿舎を利用した際、任せた仕事をしなかったという理由でナイフで脅迫された」「汚いから、臭いから、隣に来るなと言われた」「事あるごとにお金を取られ、腹をつねられたり、口を叩いたり、集められて拳で頭を殴られたりした」などといったものだった。

2人は事実を認め、謝罪している。

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