ソフトバンクロボティクス、配膳・運搬ロボット「Servi」を販売開始

ソフトバンクロボティクス株式会社は、配膳・運搬ロボット「Servi」の販売を開始した。Serviは、飲食店やホテル・旅館、小売店などで従業員と共に働くことを目的に開発された配膳・運搬ロボットで、店舗の業務効率化や顧客満足度の向上に加えて、来店客との直接的な接触を削減するなど、ニューノーマル時代に合った使い方が可能だ。主に以下の3つの特長がある。

1. スムーズかう安全な移動性能
2. 導入ハードルが低く、操作もシンプル
3. 実店舗での使いやすさを追求

2020年9月の発表以降、全国のさまざまな店舗でServiの実証実験を実施し、すでにファミリーレストランや焼き肉、ラーメン、定食、回転寿司などのチェーン店、ファインダイニングなど、幅広い飲食業態での導入が決定している。さらに小売店や、宿泊、商業・娯楽、倉庫、オフィスなど、さまざまな施設での導入も始まっており、これまでに約100ブランドでの導入が決定しているという。今後、スープなどの不安定な提供物をより安定して運搬するための「アシストプレート」、遠くからでも操作が可能な「遠隔コントロールタブレット」、下げ膳を補助する「バスケット(上段用・下段用)」などのオプション品も提供していく。さらに、下げ膳時などに活用できる積載重量を検知して自動で指定の場所へ戻る機能の追加や、ビールなどのドリンクの運搬を補助する「ドリンクホルダー」といった新たなオプション品も展開する予定とのことだ。なお、Serviの販売価格は、3年レンタルプランで月額料金99,800円(税別)となっている。【関連記事】・

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