日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が、沈黙を続けている。
16日は都内のJOC事務局を訪れ、午後には都内で開かれた東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長を選定する「候補者検討委員会」の初会合に出席。その後、再びJOC事務局に戻って常務理事会に参加した。
帰路に就く際、待ち構えていた報道陣から初会合について問われたが、山下会長は「一切コメントできない」と話すのみ。今後の予定についても明かすことはなかった。
次期会長の選定を巡っては同委員会メンバーから選出される可能性を残している。山下会長が候補に入ってもおかしくない選考はどんな決着を迎えるのか。