日テレ「24時間テレビ」今年も開催 MCはジャニーズ年男軍団「ウシシ8」有力

テーマは「信じる~やればできる~」(仮)

夏の〝恒例行事〟に向けて、日本テレビが早くも動き出した――。新型コロナウイルスの影響で、延期となっている東京オリンピック・パラリンピックの開催すら危ぶまれる中、早々に「24時間テレビ 愛は地球を救う」の放送が内定したという。気になるメインパーソナリティーの最有力候補は「ウシシ8」だ。

昨年8月、43回目となる24時間テレビは放送された。メーン会場の両国国技館は無観客にして対面募金も中止するなど感染拡大防止に努めたが、それでもこの時期の開催に賛否両論あり、バッシングも目立った。

果たして今年はどうするのか。日テレはすでに開催という決断を下していた。「実は昨年12月に大まかな方針は決まっていたんです。1月から24時間テレビの制作スタッフが指名され週に2回、密を避けるためZOOMを使用した構成会議が行われています」(日テレ関係者)

現時点で決まっていることは、批判を浴びながらも成功を収めた昨年の基本路線の踏襲だ。

「三密を徹底して避け、出演者やスタッフの安全確保を最優先する。スタッフには週に二度のPCR検査を実施し、二重マスク&消毒液を携行させる。さらに熱中症対策として制作スタッフを5班体制で回していくことなどが決まった」(前同)

最大の注目は、メインパーソナリティーの人選だ。昨年はジャニーズ事務所からグループの枠を越えてV6・井ノ原快彦、NEWS・増田貴久、Kis―My―Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅、King&Prince・岸優太の5人が務めた。

今年もジャニーズ全面協力になり、昨年同様にジャニーズ混成チームが投入される見込みだという。昨年末のジャニーズカウントダウンコンサートで結成された年男ユニット「ウシシ8」が最有力だ。

「全員が丑年生まれで、リーダは関ジャニ∞の大倉忠義。ほかに北山、A.B.C―Zの五関晃一、Sexy Zoneの松島聡、キンプリからは平野紫耀、神宮寺勇太の2人。さらにSixTONESの森本慎太郎、Snow Manの目黒蓮の8人がメンバーです。毎回恒例の年男ユニットは1日限定なのですが、今年は24時間テレビで〝再結成〟するようです」(芸能関係者)

放送日は8月21~22が有力視されている。「東京五輪が無事、開催された場合も考慮した日程です。目玉のチャリTシャツですが、対面販売するのではなく、デザインをメールで配布し、持っているTシャツに自らプリントしてもらう方針」(制作会社幹部)

もちろん日テレとしては、コロナ禍の中での開催に対し、再び批判が集まることは覚悟している。「コロナ禍で身体障がい者や難病患者などは本当に困っている。日テレは何を言われようが募金&寄付と言う気持ちで、弱者に寄り添いたいという思いで番組制作を実施する。まさに不退転の決意です」(別の日テレ関係者)

今年のテーマは「信じる~やればできる~」(仮)だという。日テレの24時間テレビにかける思いは強い。

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