東西南北

©Nikkey Shimbun

 15日、サンパウロ州での対面授業再開プロジェクトでは一番最後となる、サンパウロ市立校の授業が再開した。だが、この日の授業再開は順調とは言えず、約3500校のうち580校は、清掃や消毒のための人員不足や改修工事の遅れなどにより再開を見送った(リモート授業は開始)。しかも昨年12月に約束したはずのタブレット型のコンピューターを再開までに支給できず、生徒たちの手に届くのは「5月までには」とかなり遅れることになった。ただでさえ、私立校や州立校での対面授業再開後、コロナに感染した子供達の入院数が増えるなど、不安要素も多い中でのこの混乱。前途は容易ではなさそうだが、なんとか動き始めてほしいところ。
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 17日のサッカーの全国選手権は1試合のみだが、ヴィラ・ベルミロでの9位サントス対10位コリンチャンス戦という注目の一戦だ。リベルタドーレス杯への残りの出場枠は現時点で一つのみだが、8位アトレチコ・パラナエンセとサントスが勝ち点50、コリンチャンスと11位ブラガンチーノが同49点と、4チームが勝ち点1の間でひしめきあっている。この一戦を制すれば、その後の試合にもはずみがつくだけに、気合が入りそうだ。
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 昨日も「カーニバル休暇を利用して、人が溢れるイベントを行っているところがある」と伝えた。カーニバルの本場ともいうべきリオでは、州条例で16日が休日となっているため、15日から16日朝にかけて、かなり規模の大きな集客イベントを実施した人たちが多く、社会問題となった。ブラジル人がカーニバルに寄せる思いの丈を考えると、倫理観だけで押さえ込むは不十分だったか。