災害時のデマ拡散にカンニング竹山「デマを見た時に相手にしない、広げない心がけを」

ABEMAが、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

**■災害時のデマ拡散にカンニング竹山「デマを見た時に相手にしない、広げない心がけを」 **

福島市出身・なすびが生出演、被災地からのSNS発信に竹山「現地の人の本当の気持ち表している」

2021年2月15日(月)夜9時からの放送では、2月13日(土)に福島県沖で起きた震度6強の地震を受けネット上ではデマ情報が広がっていることを報じた。過去にも災害のたびにフェイクニュースが拡散する現状について、福島を拠点に情報発信をする俳優のなすびがリモート出演し、『フェイクニュース』との向き合い方について議論した。

番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「災害時の使い方には慎重になるべき。10年前の東日本大震災の際はSNSが普及し始めた頃で、まだリテラシーも低く『正義のためにやる』という気持ちから間違った情報が拡散してしまったのだと思う」と推測し、一方「もし面白半分で拡散する人がいるのであれば、理解に苦しむ」と苦言を呈した。

さらに竹山は「どこからデマが流れているかはわからない。我々がこういったデマを見たときに相手にしない、広げないということを心がける必要があると思う」と自身の意見を展開。これに対し、進行役を務める平石直之アナウンサーは「Twitterで流れてくる情報は本当である可能性もある。正誤の判断ができないという難しさもある」とコメントした。

また、なすびが2月13日(土)の地震翌日、笑顔の写真とともにTwitterに投稿し話題となっていることについて「僕の笑顔を見て元気になってくださる方がいたらいいなという思いで投稿しました」と語ると、竹山は「なすびのツイートを見て、それが現地の人の本当の気持ちを表しているように感じた。それがなすびの笑顔で伝わってきた」と述べた。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

**■今週のアベプラは毎晩『“10代”のリアル』を特集!月曜日は『SNSとの向き合い方』 **

来月50歳の竹山「個人的にはSNS疲れを感じている。本当の自分を発信することに違和感」

また、番組では、『SNSとの向き合い方』をテーマに、SNSトレンドとZ世代インサイトを研究する山口夕依をゲストに迎え、デジタルネイティブ世代と呼ばれる10代のSNS事情についてスタジオで深堀りした。

SNSから有名になったインフルエンサーと仕事をすることも増えたという番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「『こんな人がいるんだ』という驚きがある一方、個人的にはSNS疲れを感じてきている。表の『カンニング竹山』の姿を晒すのは良いのだが、SNSでは本当の自分を発信を求められるので違和感がある」と自身の考えを述べた。また、世代間での考え方の違いについて竹山は「『親近感』が求められる10代に比べ、我々4、50代の芸能人はプライベートの姿を隠す人が多い印象。世代間で考え方が変わってきていると感じる」と考察した。

一方、SNSに対する心の疲れから『SNS断ち』をする人が増加している現状について、竹山は「10代の中では、SNSのフォロワー数でヒエラルキーが出来ていると聞いた。数字はSNS上で大切だと思う一方、数字が目に見えてわかる状態が人の判断を狂わせている原因になっているのでは」と推察。これに対し、山口はSNSとの向き合い方について「SNSを使う目的を明確にし、時間を減らしていくことが大事。また、“投稿を見るばかり”だと心理的負担が大きいとされているので、利用する際には“見るだけ”にならず、無理のない範囲での発信も適度に行うことが大切」と解説し、出演者も納得する様子を見せた。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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