【RISE】那須川天心撃破へ 志朗が神童対策を強調「スピードが追いついた? そうですね」

練習を公開した志朗

立ち技格闘技イベント「RISE ELDORADO 2021」(28日、横浜アリーナ)で〝キック界の神童〟那須川天心(22)と対戦するISKAムエタイ世界バンタム級王者の志朗(27)が、雪辱に燃えている。

オンラインで練習を公開し、キレのある動きを披露するや「前回の試合の時、スピードに追いつかないといけないと感じた。課題は1年で克服できたと思う。スピードが追いついた? そうですね。そうじゃないと、ここまで自信がない」と胸を張った。

2019年9月の対戦は判定0―3で敗れた。だが2か月の準備期間だった前回とは違い、今回は約4か月、神童対策を練ってきた。

「試合前が一番頭を使うし疲れる。先の先の先くらいまで考えないといけないので。今までの相手とは違いますから。いろいろなパターンを想像できるので楽しみです」

もちろん2連敗は許されない。「もしかしたらラストチャンスですからね。那須川天心と戦える。負けたらラストなわけじゃないですか」と運命の一戦を位置づけた志朗は「初めてというくらい気合が入っている。自分が勝つことがいろいろな格闘家へのメッセージになる。過去最高の志朗を見せられると思う」と予告し、必勝の誓いを立てた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社