内藤剛志「俺のいいところ10個言って?」。クランクアップに駆け付けた佐野岳にむちゃぶり!?

テレビ東京系で2月19日に最終話が放送される連続ドラマ「今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕」(金曜午後8:00)で主演を務める内藤剛志が、笑顔でクランクアップを迎えた。

同作は警察小説の名手・今野敏氏の小説を原作とし、「警視庁強行犯係 樋口顕」シリーズとして15年以上にわたりスペシャルドラマが9作放送された後、今回待望の連続ドラマ化されたもの。およそ2カ月に及ぶ撮影のラストを飾ったのは樋口家のシーンで、樋口恵子役の川上麻衣子、樋口照美役の逢沢りな、そして同じ日の午前中にクランクアップを迎えていた菊池和馬役の佐野岳も駆け付けた。佐野の姿を見つけた内藤は、「とりあえず、俺のいいところ10個言って?」と振ると、佐野は「ありすぎて10個じゃ言えないんですよ!」とすかさず返す和気あいあいとした一幕も。

内藤は「まずはさまざまな環境の中、みんなが無事にここまでたどり着けたのが本当に最高の気分です。このシリーズは2003年からやってまして、その時々のスタッフと出演者の皆さんに支えてもらって。地味な人たちが真面目にやって頑張るっていうドラマって、どんな時代のどんな時期でもたぶん必要とされているから、こんなに長くやれているんだなと本当に思うんです。なので今後も続いてくれるといいなと思います」と感謝の気持ちを述べた。

最終話は、投資ファンド会社社長・相沢和史(小松和重)の刺殺体が発見されたところから物語は始まる。樋口班が捜査に乗り出すと、相沢は衆議院議員・秋葉康一(吉田栄作)の親友であり、遺体のそばに転がっていたミカンは、秋葉の秘書・亀田至(中村靖日)が届けたものだったことが判明する。一方、相沢の会社は多額の赤字を出していたことが発覚。さらに東京地検特捜部の灰谷(小手伸也)と荒木(久保田悠来)は、秋葉と相沢に政治資金規制法違反の疑いがあることを明かすのだった。

また、最終話には主題歌「Running Forward」を歌っているReNがカメオ出演。「セリフがあり、役者の方と向き合って演技をするということが初めてだったのですごくドキドキしましたが、いい経験でしたしとても楽しかったです!」と人生初のドラマ出演に緊張した様子。「一連の会話をリアルに感じ取るためには、自分だけでなく相手のセリフの内容も覚え、しっかり理解した上で演じた方がいいのかなど、考えることも多く、お芝居をするということの奥深さを感じました。今後、ドラマを見る時に今までとは違った目線で見ることができそうだなと楽しみが増えました!」とコメントしている。

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