会長“不在”状態も組織委は開催に自信「揺るぎがないということを目の当たりした」

新国立競技場

東京五輪・パラリンピック組織委員会は、15~17日にコロナ対策ワーキングミーティングをテレビ電話会議で開催。終了後に中村英正ゲームズデリバリーオフィサー(GDO)が報道陣の取材に応じた。

現在、組織委では女性蔑視発言で辞任した森喜朗会長(83)の後任候補を選定中。その件について質問が飛ぶと、中村GDOは「非常に関心が高いことは分かります」とした上で「今年の大会を安全に開催するために、組織委としてはやはり一歩一歩目の前にあるコロナ対策をきちんと取り組むこと。国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)と取り組むことが非常に大事なことだと思っている」と語った。

続けて「3日間組織委のスタッフもいろんな思いがあったと思うが、IOC、IPCとのセッション一つひとつ真剣にやり取りした。この夏に向けて(大会の開催が)揺るぎがないということを目の当たりした」と自信をのぞかせた。

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