長崎県障害者スポーツ協会（土岐達志会長）は、障害者スポーツの普及・強化、パラリンピックなど国際舞台での活躍が期待される選手らを支援するための募金を呼び掛けている。3月末まで。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大による各種大会やイベントの中止が相次いだ。障害者スポーツ界も大きな影響を受け、スポーツを楽しむ機会は減少した。そんな中、卓球知的男子の浅野俊（瓊浦高－PIA）が東京パラ出場を決めるなど、明るいニュースも届いた。浅野同様、古里でスポーツに出合い、大きく成長した東京パラ代表候補たちも、県内外で活躍している。
県協会は年間を通じて各市町で障害者スポーツ教室を開催（昨年はほぼ中止）。障害のある人に体を動かす機会をつくり、スポーツの魅力を伝えている。各競技の強化指定を受ける地元在住選手や、全国障害者スポーツ大会県代表などの強化合宿、遠征費も助成。それらの費用は自主財源で補っているため、2017年から県共同募金会の制度を活用している。
問い合わせや募金希望者は長崎市茂里町3の24、県障害者スポーツ協会（電095.894.9686）へ。
