楽天ドラ1早川、田中将大とのリレーへ最終調整42球 ブルペン捕手「いい球だ〜」

ブルペン入りした楽天・早川隆久【写真:宮脇広久】

先発・田中将大の後を受けて2番手で登板へ、指揮官「結果よりプロセスを」

楽天のドラフト1位・早川隆久投手(早大)が18日、沖縄・金武キャンプでブルペン入りして42球の投球練習を行った。20日の日本ハムとの練習試合(金武)でプロ初の実戦登坂に臨む。

ブルペンでは持ち球のストレート、カーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、2種類のチェンジアップを一通り確認するように投じ、受け手の長坂ブルペン捕手の「いい球だ~、ナイスボール!」の声が何度も響き渡った。

日本ハム戦では先発の田中将大投手の後を受けて2番手として登板する見込み。「バリバリのメジャーリーガーの後に、プロに入ったばかりの赤ちゃんみたいなやつが投げると、ギャップがすごくて打たれるんじゃないかという不安はあります」とジョーク交じりに語っている。

注目の初登板だが、石井一久GM兼監督は「打たれる打たれないに関係なく、結果よりプロセスを大事にしてほしい」としている。早川の実力を高く評価し、先発ローテーションの有力候補と見込んでおり、1試合の結果で左右されるものではないようだ。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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