『101匹わんちゃん』の名悪役が“悪者”になった理由は!? その前日譚を描く、エマ・ストーン主演『クルエラ』最新予告編が公開!

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『ラ・ラ・ランド』(2016年)のエマ・ストーンを主演に迎え、『101匹わんちゃん』(1961年)に登場する悪女クルエラの前日譚『クルエラ(原題)』の海外予告編が公開された!

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本作は、1970年代のロンドンを舞台に、若かりしエステラが、悪女クルエラへと変貌を遂げる姿を描く。パンクロック革命を背景に、ファッションデザイナーを志すエステラ(エマ・ストーン)は、ユニークなデザインで有名になりたいと思っていた。そこで、彼女が目をつけたのが、ダルメシアンの毛皮だった。彼女は、良き理解者でもある若い泥棒2人組と手を組むことにする。エステラのアバンギャルドなスタイルは、ファッション業界のレジェンド、バロネス・フォン・ヘルマン(エマ・トンプソン)の目に留まるのだが、ある事件をきっかけに、二人の間に生まれた確執に火をつけることに……。やがてエステラは悪女クルエラへと変貌し、悪の道を歩むことになるのだったー。

公開された予告編では、「最初から、私は他の人と違う世界を見ていることに気づいていました。」というクルエラのナレーションから始まる。「それは一部の人には受け入れ難く、私は万人受けする人ではありませんでした。人々は、私がサイコになるのを恐れていたんでしょう。でも、新しい日には新しいチャンスがあるのです。」

クルエラが舞踏会にやってくると、ダルメシアンが敵視するかのように唸り声を上げる。その視線の先にいたのは赤髪だったエステラではなく、白黒の髪の悪女クルエラの姿だった。「つまり、私は生まれながらに優秀で、生まれながらに悪く、少し狂っていたのよ。」と語り、悪女クルエラが凶行を繰り広げる姿が描かれている。

監督は、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017年)のクレイグ・ガレスピー『キングスマン』シリーズ(2014年〜)のマーク・ストロング『グッド・プレイス』(2016年〜2020年)のカービー・ハウエル=バプティスト『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』ポール・ウォルター・ハウザー『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズ(2011年〜2019年)のジョエル・フライ『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021年)の安部春香らが出演する。

ストーン「クルエラは素晴らしいキャラクター」と語る!

ストーンは、クルエラを演じたことは素晴らしい経験であったと、米VOGUEのインタビューで明かした。
「クルエラは、演技するには素晴らしいキャラクターだったの。だって、彼女は伝説的な存在でしょう。彼女の生い立ちを辿り、私たちが知っている彼女が、どういった経緯でクルエラになったのかを明らかにできたのは、とても素晴らしい経験だったわ。」とストーンは語っている。

元祖クルエラのグレン・クローズ、自身が着用したクルエラの衣装は全て保管していると明かす!

「101匹わんちゃん」の実写映画『101』(1996年)と続編『102』(2000年)で、悪女クルエラを演じたグレン・クローズは、自身が撮影で着用したクルエラの衣装は、全て保管している事をUs Weeklyに明かした。

「私は、クルエラを演じるにあたり着用した衣装を、すべて保管することができるという内容の契約にサインしたの。彼らは、その衣装がどれほど高価なものかを知ったとき、契約書に書いてあることに不満を持ったの。彼らは衣装のコピーや、別のセットを作ろうとしたの。私は断ったわ。」とクローズは明かした。

また、クローズは本作について「当時のクルエラが何をしてきたのかを見るのを待ちきれないわ!」と話している。

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『クルエラ』は、2021年5月28日(金)より全国公開予定。

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