”巣ごもり”でボードゲームが人気「子どもと過ごす宝物のような時間」

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育児の話題をお伝えするコーナー。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ集中対策期間で親子で自宅で巣籠が続くご家庭も多いと思います。そんな中、今回は、感染拡大と共に去年春からじわじわと人気が広がっているという遊びに注目しました。

(くすの木保育園)
保育園の自由時間子どもたちが夢中で遊んでいるのは、様々なカードゲームです。
こうしたカードやオセロ、双六などのボードゲームを、自宅でする時間が今増えているそうです。

背景には、新型コロナの感染拡大がありました。業界1位のおもちゃメーカーは…

【バンダイアジアトイ戦略部マーケティングチーム・中渕翔太さん】
「去年の4月以降で言いますと売り上げが(前年比)400%アップしている状況になっています。過去ずっと展開してきている元祖ドンジャラどらえもん。去年大ヒットした鬼滅の刃からドンジャラシリーズやカードゲームを出して、その辺が売り上げをけん引いたしました」

(木ままや)
広島市内で20年以上続くおもちゃやさんも反響に驚きを隠せません。創業当時からボードゲームの魅力に注目し、海外製品を中心にたくさんの商品を扱ってきましたが、去年春以降全国からの注文も相次ぎました。

【木ままや・掛谷久美店長】
「最初から電子的なゲームに慣れているお子さんからすると逆に珍しかったり、トランプもないお家も増えている中で、こういうアナログなゲームが逆に新鮮なのかなと思ったりしますね、お母さん世代にも」

元保育士の掛谷さん。幼稚園や保育園でも子供たちの成長につながるゲームを伝えています。そんな店長に何千種類もの中から親子で楽しむ初心者お薦めのゲームを教えてもらいました。

【木ままや・掛谷久美店長】
「まず最初は『にじいろのヘビ』です。こちらは運のゲームなので、その日に運がよかった人が勝てます。3歳の子のが高校生に勝つこともあるし、年齢差が関係ないので家族で楽しんでいただけます」

【ゲームの様子】

どんどん長くしていくくっつけていく、どんどんヘビの体がのびて長くなってきましたが…

【木ままや・掛谷久美店長】
「頭がでました。こういうことはこれを置くと一匹が完成しました。この枚数全部もらえます」

このようにして、最後にカードを一番沢山持っていた人が勝ちです。老人ホームなどでも人気で祖父母世代がお孫さんと遊ぶのにもお薦めだそうです。

【木ままや・掛谷久美店長】
「続いてはですね、雲の上のユニコーンという双六です。割と短いのとポイントはサイコロが3までしかない、5とか6がないので、2歳後半から3歳のお子さんも家族で一緒にできます」

通常の双六のように、サイコロの目に従って進んでいきますが

【木ままや・掛谷久美店長】
「ピンクの雲にのったときだけこのサイコロが触れます。そしたら私はピンクのクリスタルがもらえます。沢山集めた人が勝ちです」

このキラキラ輝くクリスタルが子供たちに人気なんだそうです。ゴール後は盤を裏返し、獲得したクリスタルをひとつずつ並べていきます。

「視覚で勝ち負けが1番の人、2番の人と分かるようになります」
「数の勉強にもなりますね」

最後は「スピードカップス」「瞬発力や観察力、手の器用さも必要になってきます。もう全集中です」

プレイヤーはそれぞれ5色のカップを持ち、出たカードを見て、同じ色の順番に並べていきます。

「できた瞬間に」【ベル音】
「ベルがね、だから真ん中に置いてあったんですねぼーとしていたらだめです」

早速チャレンジすると・・・思わず童心に帰って遊んでしまいました。

【木ままや・掛谷久美店長】
「どういう力が身につくということももちろん大事だけど、何よりもそうやってみんなが輪になって笑ったり泣いたり怒ったりというのを共有していく、そういう時間が大事なんじゃないかなと思います」

保育士だった掛谷さんが23年前、店を開いたきっかけは、こどもの発達を促すおもちゃとの出会いでした。

【木ままや・掛谷久美店長】
「ここにあるものって何も投げかけてくれなくて動かないし音もしないし、ですけど子供たちが一度手を入れたり頭で考えて工夫し始めるとすごく広がりがある。こどもが主役になって主体的に遊べるおもちゃが多い」

一方で、短時間に集中して楽しむボードゲームは忙しい保護者にこそお薦めだと言います。

【木ままや・掛谷久美店長】
「ご飯を食べて寝る前にひとつ選んだゲームをする。そうしたら早く寝なさいで一日が終わらなくて、笑ったり泣いたりしながら向かい合ってゲームをする時間が少し10分、15分でもあって、本当に宝物のような時間だったというか。その時間をとることで一番救われたのはたぶん自分だと思います」