人気お笑い芸人の有吉弘行(46)の“ブラックなのに元気になる”日めくりカレンダーが発売前重版したことが18日、分かった。
19日発売「有吉弘行365日くらやみカレンダー」(双葉社)は、有吉の金言(禁言?)が本人直筆で記されている。
「それぐらいの個性しかありませんか」「弱さも振りかざせば暴力」など含蓄のある言葉やくだらない下ネタまで満載だ。
先月下旬の情報解禁直後からSNSで話題を集め、アマゾンでは予約開始以来「ほしい物ランキング1位」、楽天ブックスではカレンダー部門ランキングのみならず、本の総合ランキングでも1位を獲得するなど大きな反響を呼んだ。
WEB書店を中心に、発売日を待たず在庫がなくなってしまうほどの予約好調につき、緊急重版を決定したという。
発売のきっかけについて、有吉は「悩める人々に直筆の言葉を授ける雑誌連載を5年してきたので、当初はそのたまった言葉をカレンダーとして発売するってことだったのですが、いざ見てみたらほとんど使えないっていう(笑い)」とコメント。ほぼ365日書き下ろしとなったが、「家で書きたくないから、年末の忙しい最中にホテルにこもって缶詰め生活ですよ。聞いてたのと違うから、本当勘弁してほしい(笑い)」と愚痴った。
作品に込めた思いについて聞かれると「この息苦しい世の中で、世間に不満があったり、自分の現状に不満や不安がある人は毎日これを眺めてほしい。そういう人たちのちょっとした“気付き”になればうれしいなと思います」と明かした。
最後に「自己啓発本とかだと『自分はこう考えている』という結論じみたものまで書かないと成立しないと思うんですけど、それっと押し付けですから。そういう押し付けがましいものではなくて、僕のちょっとした気付きや思ったことをそれぞれ自分なりの解釈で受け取ってもらえればと思います」とメッセージを送った