生月大橋含む県道 一時全面通行止め 19日から崩落復旧工事

 長崎県平戸市主師町で昨夏発生した斜面崩落の復旧工事に伴い、県は19日から3月6日まで午前と午後に各約10分、生月大橋を含む県道平戸生月線約1.7キロを全面通行止めにする。
 県は1月25日、斜面最上部にある巨大岩塊に対し注入した薬剤を反応させて砕く作業を実施。細かく砕ききれなかった部分を同じ工法で小割りする。
 規制予定時間は午前10時半~同11時、午後3時~同3時半で、周辺道路の安全確認も含め1回約10分の予定。作業状況、天候などで規制を見送る場合がある。
 工事現場は平戸島と生月島を結ぶ唯一の陸路に面している。昨年7月24日早朝に斜面が崩落し、現在も片側交互通行の規制が続いている。

© 株式会社長崎新聞社