警察庁が2月19日(金)に発表した、2021年1月末現在(31日目)の交通事故統計月報によると、65歳以上の高齢者全国交通事故死者は累計132人(前年同月比－50)、総数(198人)の66.7％を占めています。
都道府県別では30都府県で減少、13道県で増加していて、群馬県(＋8)と千葉県(＋2)が最多の9人、いっぽう岩手・山形・石川・福井・鳥取の4県が総数自体ゼロだったほか、富山・島根・沖縄の3県で高齢者ゼロとなっています。
なお、75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数は22件(前年同月比－18)となっています。
■2021年高齢者交通事故死者数(01月末現在：計上日基準確定値)
【月別】〈都道府県別最多〉
・ 1月：132人(－50)〈9人 群馬県・千葉県〉
・1日あたり4.26人／5.64時間に1人の割合
・年間死者数：2020年1596人 19年1782人 18年1966人
・01月死者数： 182人 160人 195人
【都道府県別】
全国 132人(－50)［構成率66.7％］
北海道 6人(＋3)［75％］
青森県 1人(＋1)［50％］
秋田県 2人(－1)［100％］
岩手県 0人(－1)
宮城県 3人(－2)［75％］
山形県 0人(－4)
福島県 2人(＋1)［100％］
茨城県 6人(－3)［85.7％］
栃木県 2人(－5)［66.7％］
群馬県 9人(＋8)［90％］
埼玉県 7人(＋2)［58.3％］
千葉県 9人(＋2)［100％］
東京都 6人(－1)［60％］
神奈川県 5人(－6)［45.5％］
山梨県 2人(＋1)［66.7％］
長野県 1人(－3)［100％］
新潟県 2人(－4)［50％］
富山県 0人(－3)
石川県 0人(－4)
福井県 0人(－3)
静岡県 4人(－2)［66.7％］
愛知県 5人(－6)［71.4％］
三重県 2人(－6)［100％］
岐阜県 3人(－2)［100％］
滋賀県 2人(±0)［66.7％］
奈良県 1人(－1)［50％］
和歌山県 3人(＋2)［75％］
大阪府 2人(－2)［15.4％］
京都府 4人(－2)［66.7％］
兵庫県 7人(＋3)［77.8％］
鳥取県 0人(－1)
島根県 0人(－2)
岡山県 5人(＋4)［83.3％］
広島県 2人(－3)［66.7％］
山口県 3人(＋1)［100％］
徳島県 1人(－1)［50％］
香川県 1人(－5)［33.3％］
愛媛県 3人(＋3)［100％］
高知県 6人(＋2)［85.7％］
福岡県 2人(－4)［33.3％］
佐賀県 3人(±0)［50％］
長崎県 2人(±0)［100％］
熊本県 3人(－1)［100％］
大分県 1人(－3)［100％］
宮崎県 1人(－1)［100％］
鹿児島県 3人(－1)［100％］
沖縄県 0人(±0)
【ワースト3】
＜総数＞
1位：9人 群馬県(＋8)・千葉県(＋2)
3位：7人 兵庫県(＋3)・埼玉県(＋2)
5位：6人 北海道(＋3)・茨城県(－1)・高知県(－1)・東京都(－4)
＜増減数＞
1位：＋8 群馬県(9人)
2位：＋4 岡山県(5人)
3位：＋3 兵庫県(7人)・北海道(6人)・愛媛県(3人)
＜増減率＞
1位：群馬県(800％)
2位：岡山県(400％)
3位：和歌山県(200％)
＜高齢者構成率＞
1位：茨城県(85.7％)
2位：群馬県(81.8％)
3位：岐阜県・愛媛県(75％)
