駐車料金不正免除、書類300件放置、スピード違反・・・ 神奈川・平塚市、男性職員3人を懲戒処分

平塚市役所

 平塚市は19日、出勤時に自家用車を同市役所駐車場に止め、料金を不正に免除したとして、市長部局の男性主任(31)を停職1カ月とするなど、同部局の職員計3人を懲戒処分にした。

 市職員課によると、市職員は市役所駐車場の利用を原則禁止されているが、男性主任は2018年6月~20年12月、31回にわたって自家用車を止め、駐車券を市役所内の認証機に通して計4万4100円の支払いを免れたという。

 個人住民税の扶養控除に関する書類301件分を処理せずに放置したとして、男性主査(39)を減給10分の1(3カ月)に、勤務時間外に自家用車を運転し、時速38キロの速度超過をして罰金7万円の略式命令を受けたとして、男性課長代理(56)を戒告とした。

 当時3人の上司だった課長ら6人を文書訓告とした。

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