街でも良く見かける1BOXバンの超定番モデル「トヨタ ハイエース」だが、各社から数限りないカスタムカーが用意されている点でも人気のブランドだ。今回はハイエース、中でも広さとサイズのバランスが街に最適なハイエース ワイド ロングをベースにした贅沢仕上げのカスタム&キャンピングカー3モデルをご紹介!
ワイドボディを生かした対面レイアウト「ANNEX RICORSO」
まず最初にご紹介するハイエースは、ワイドボディを生かした対面レイアウトの「ANNEX RICORSO(アネックス リコルソ)」だ。
キャンピングカー(8ナンバー登録)に必要不可欠なシンク(流し台)を後部に配した独自のレイアウトで、広い居住空間を確保した。就寝定員は最大3名で、ベッドサイズは1800mm×1660mmと余裕たっぷり。
なお写真のモデルはオプションのシックなダーク内装。統一感あるモダンな雰囲気のインテリアだ。落ち着いた時間を大切にする大人のカップル旅に最適な1台となっている。
ゆとりの空間に憧れる…「ADDSET CEEBUS-WIDE」
続いてご紹介するのもキャンピングカー仕様、「ADDSET CEEBUS-WIDE」[ALFLEX]だ。ベース車はハイエースバン ロング ワイド ミドルルーフ スーパーGL/スーパーGLプライム。
明るいカラーと精緻な造りのインテリアが美しい1台だ。右サイドに2バーナーとシンク、水タンク、冷蔵庫などを1つに収めたキャビネットを配しつつ、スライドドアの機能も維持。左右からのアクセスを確保する非常に効率的なパッケージングとした。
就寝定員は大人2名+子供1名だというが、見るからにゆとりのある贅沢な空間が拡がる。
ゴージャス過ぎる4人乗りワゴン「LUXURY 4」
最後は贅沢な4人乗りワゴン「Future Free Wagon LUXURY 4(フューチャーフリーワゴン ラグジュアリー4)」[ダイレクトカーズ]。こちらもベースはハイエースバン ロング ワイド ミドルルーフ スーパーGLだが、Future Free Wagonシリーズは乗用3ナンバーへ変更している。
1ナンバーのハイエース ワイドは1年車検の上、高速道路も中型車扱いだが、乗用車扱いとなったことで2年車検・普通車料金となる利点が得られる。そんなFuture Free Wagonシリーズの最高峰がLUXURY 4である。
2脚の電動キャプテンシートはオットマンを備え、前後スライドも可能。さらにシートヒーターやベンチレーション、マッサージ機能まで備える。フロアはフローリング仕上げとされた。
しかもラゲッジルームも広大だから、ここにベッドや家具を置いたりして楽しむのもいいだろう。
[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル]