全国フォトコン 雲仙の山中さん入賞 ランフェスのひとこま鮮やかに 応募6万点超

山中さんの作品「上から撮るか 下から撮るか」

 生命保険会社を傘下に持つT&Dホールディングスの「Try&Discoverフォトコンテスト2020」で、長崎県雲仙市の自営業、山中俊樹さん(52)が長崎ランタンフェスティバルのひとこまを撮影した「上から撮るか 下から撮るか」が入賞を果たした。
 コンテストは2018年から開催して3回目。今回は新型コロナウイルス禍の中「今こそ写真でつながろう」というメッセージを掲げ、20年8月5日から3カ月間、写真共有アプリ「インスタグラム」などで募集した。前回の2倍近い6万2236点が全国から寄せられ、このほど最優秀賞など受賞作27点が決定。このうち20点の「入賞」に山中さんが選ばれた。
 作品は、長崎市の冬の風物詩、長崎ランタンフェスティバルでにぎわう眼鏡橋周辺の色鮮やかなひとこまを写した。山中さんは「ランタンのフォトスポットは1日では巡りきれないほどたくさんある。今年はコロナ禍で中止になったが、また開催できるようになったら、以前にも増してにぎわいある長崎の起爆剤となると思う」と、事務局を通じてコメントした。
 受賞作品は同コンテストの特設サイトで公開している。

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