<レスリング>キューバも国際舞台復帰! イタリア合宿を経て3.4~7「マテオ・ペリコネ国際大会」(イタリア)出場へ

 

57kg級でオリンピック出場枠獲得を目指すレイネリ・アンドレウ(キューバ)

 キューバも国際舞台へ復帰-。同国のフリオ・メンディエタ・男子フリースタイル監督は今月中旬、地元メディアに対し、男子フリースタイルでオリンピック出場枠を取った3選手を含めた5選手を3月4日(木)~7日(日)にイタリア・ローマで行われる「マテオ・ペリコネ国際大会」に派遣することを明らかにした。

 同国は昨年3月のパンアメリカン選手権とオリンピック大陸予選を最後に、海外遠征を控えていた。1月の「アンリ・デグラナ国際大会」(フランス)に出場する計画もあったそうだが控えることにし、イタリアで約1年ぶりの国際舞台復帰を果たす。

 出場するのは、オリンピック出場権を手にしている65kg級のアレハンドロ・バルデス(2018年世界選手権3位)、74kg級のヘアンドリ・ガルゾン(2019年パンアメリカン大会3位)、97kg級のレイネリス・サラス(2020年パンアメリカン選手権2位)の3選手に、5月の世界最終予選(ブルガリア)の代表に決まっている57kg級のレイネリ・アンドレウ(2019年U23世界選手権優勝)と86kg級のユリエスキ・トーレブランカ(2020年パンアメリカン選手権優勝)の5選手。

 今月中にイタリアへ入り、地元選手ほかと合宿をこなしてから大会に臨むと報じられている。男子グレコローマンと女子が出場するかどうかは不明。

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