今年も新型コロナウイルスによる影響を受けているサッカー界。
トルコ1部リーグのトラブゾンスポルはチーム内のコロナ感染により、トップチームのGK3人全員がプレー不可能になってしまった。
そのため、王者イスタンブールBBとの試合では、18歳のGKカーン・モラダオールを起用することに。
まだ高校生の彼は王者を無失点に抑え込み、0-1の勝利に貢献するヒーローに!(今季のイスタンブールBBは絶不調で降格圏に沈んでいるが)
193cmのモラダオールはトルコユース代表歴もある期待の有望株。ゴール前で相手に寄せられたピンチでも平然とフェイントでいなして、味方にパスをつないでいる。
【動画】これは大物だ…!高校生GKモラダオール、プロ相手にやった華麗なる足技
ただ、試合終了後に同じく18歳の控えGKと抱き合って喜ぶ姿は実に初々しいものだった。
『beIN SPORTS』によれば、本人は「ウールジャン・ジャクル兄貴(実際の兄ではなくチームの守護神)のGKグローブとともにプレーしたよ。興奮したけれど、皆が助けてくれた。皆が中立で公正なサポートをしてくれたのはとても素晴らしい気分だった。それが幸福感と自信をくれた」と語っていたそう。