【WWE】中邑真輔 クルーズに勝利も試合後に襲撃される IC王座争い激化

クルーズ(右)を蹴る中邑真輔((c)201-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ19日(日本時間20日)発】WWEのスマックダウン大会が行われ、〝黒いロックスター〟中邑真輔(40)を中心にIC王座を巡る戦いが激化した。

前回大会で中邑は、ビッグE(34)のIC王座に挑戦するも、アポロ・クルーズ(33)に介入されてノーコンテストになっていた。

この日はそのクルーズと対戦。ビッグEがソファーでリラックスしながら解説する中、「中邑を倒して王座を狙う」と意気込むクルーズからドロップキック3連発を食らい解説席に叩きつけられるなどしたが、延髄切りからライダーキック、スライディング・ジャーマンスープレックスと連続攻撃で逆転。最後は飛び付きアーム・バーからそのまま丸め込んで3カウントを奪った。

これで前回のうっぷんも多少はらした…かに思われたが、そうは問屋が卸さなかった。なんとクルーズから試合後に襲われ、バリケードに叩きつけられてしまったのだ。

さらにクルーズは鉄階段を持ち出して攻撃を加えようとしたが、さすがにビッグEが止めに入った。だが、クルーズの本当の狙いはビッグEの首。怒りの矛先は王者へ向かい、鉄階段で攻撃されたビッグEはあわれ病院送りとなった。

どう猛さを増すばかりのクルーズに振り回される王者と中邑。この先はさらなる混とんが待っているのか、それとも--。

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